パーソナルカラー大宮コラムをご覧の皆様へ
いつも大変お世話になっております。
１月２１日 現在、３０２名様の多数のお客様のご支援を
多数いただきまして、本当に本当にありがとうございます。
２０１９年は１年間の継続となりました。
弊社の運営方法が変わり、人件費や資材のかかるコスメ・アパレル情報は
有料サイトへの移管をさせていただきました。
有料会員様限定公開となっております。
アパレルやコスメ関連は詳細情報が明記されております。
アパレルでオンライン販売されている商品に関しては
URL付となっております。
下記のサイトより有料会員になっていただき、
パーソナルカラー大宮運営ファンクラブより
https://camp-fire.jp/projects/view/116522
月額５００円から２，０００円の
ご支援をいただくことで、継続できております。
サロン継続に少しでも、ご支援いただきましたら幸いでございます。
２月のご予約は下記より承っております。
先行ご予約のお客様は、下記のお問い合わせフォームよりお願いいたします。
http://www.anatairo.net/contact/form.cgi
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こちらの続きになりますー！！！
作業着メーカーでバートルともう一つ、選んだのがアイズフロンティア
こちらはテレビでおなじみの「ミドリ安全株式会社」という会社のブランドです。
デニムカジュアルから派生した作業着のブランドで、で、で、こちらは
ガチの作業着で、メンズのファッション誌ではありません。
秋冬です。トレンドカラーがメインです。作業着です作業着。
更に春夏です。皆さま、あたしはどのモデルさんがいいとか、そーゆーのを
やってんじゃないわよっ！！そこの女子ー！！！これも作業着ですから作業着。
このブランドでは、デニムカジュアル風の作業着の提案が上手なところです。
これはデニムといえども、デニムじゃなくて３Dプリントしている
風合いがあるように見える加工をしています。
ここの担当者は「あくまでも街着になるような作業着で、かなりスタイリッシュ」
にしたいみたいのが、わかりやすいです。
メンズの画像はよく見ていますが、エドゥイン、リーバイス等のデニムブランドの
売れ筋の踏襲を完璧にやっています。ものすごく研究されていて
白鳥リーダー様も「えー？なにこれ？着心地がいいし、合わせやすいしー！！似合うしー！！」
勿論、作業着ですからとにかく普通のGジャンとかと違って動きやすく、
肩の可動域が大きい、そのわりにシルエットが細くシャープなカッティング。
アパレルブランドもこのパターン踏襲すればいいのにねぇ。。
さてさて、実際の商品を使っちゃおうー！！じゃん！！！
左・中央は完全な上下作業服です。
アイズフロンティア
https://item.rakuten.co.jp/craft-works/10000114/
近くで見るとこんな感じー！
これは新品なんですが、着古したような風合い。でも汚く見えない。
生地はしっかりとしているから、でも硬くない。ストレートの方にはぴったり。
色々ポケット等の付属があるけど、アクションの妨げにならないように
考えつくされています。軍服よりもっと機能性が高いですね。
黄色のペンがオサレポイントなのーっ！！！
白鳥リーダー様「ぎゃーっはっはっはっ！！！！！いいーっ！！！」
それでは派生させたコーデのご紹介ですますー！！
まずは普通の感じ。すぽーてーだからチルデンセーターはデフォなんですが
今年風にするなら、ウエストポーチ必須。ラインがセーターにあるから
充分なんですがね。セーターはどこかのユーズドです。
ボトムは全部ユニクロです。左が作業着 笑
続いてまたまたしつこく上下作業着にユニクロダウンが
左。左シャツ、右シャツ、中央のブルゾンが作業着、ボトムがユニクロ
下記の作業着シャツなんですが、通常のアパレルパターンを使っても
後ろから洗濯ばさみではさまないと、このシルエットが出ないんですが
撮影ではまったくいじっていません。
何故これができるかというと、アパレル製品にはない、後ろの肩部分に
アクションタックがあり、（アパレル製品の場合はあってもちっこい）
ブルゾンでは腕の肘部分にアクションタックが入っています。
また、作業着パンツには長時間の屋外の作業の想定で生理用のナプキンを
入れられる配慮、座っても腰が出ない、など様々な配慮があり、
ユーザーを想定した全てのシーズンや状況を考慮した、
デザインになっています。
また全ての製品は帯電防止（作業中に電気パチパチ君が命取り）、
防塵、撥水、吸湿、防炎、防延焼（火花がちっても化繊だと大きく穴が開くが
作業着は素材に加工しており炎が移らない）など様々な効果が素材にあります。
シャツに戻りますが、ウエストがシャープさを実現するために
肩の可動域を大きくするためタックが入っています。なので肩幅も細身に
更にウエストは細くできる。
しかも生地自体がしっかりしているから後ろ衿が立ち、寝ないんですね。
だから、このシルエットが出るんですね。色違いですね。
寸法表を見た段階では、なんか普通のアパレルより胸囲が大きく取ってあるから
おデブに見えるかと思いきやそうでもない。
作業着だけに特化した究極の製品づくりをされているが、
身体がシャープに見える。これが身体の可動域の限界点なのかと思われる
商品ばかりで、大変感動しました。
また、商品カラーに関してですが、ネイビー、黒に近いチャコール、
シルバー、キャメルやテラコッタ、
この辺がどこの作業着でも定番となっていますが、
理由はその作業場で働くときに被る汚れ、
埃を想定して汚い印象にならないような
工夫するための色なんですね。
シルバーは電機関連で使用されており、室内施工で壁の白い埃が、
溶接・道路関連では黒に近いチャコールが使われ
土、掘削、泥を扱うような作業ではテラコッタの色が作業服で使われる為です。
先月ですか、この間、作業着の店舗出店で初のららぽーと立川店にワークマンが
出店したということですが、価格も防寒パンツこそ５千円台ですが
そのほかのブルゾン、シャツは３～４千円台と商品性能のわりに低価格です。
ワークマンオリジナルはもっと全体的に低価格です。
アパレル量販とほぼ同じ価格帯になります。
作業着を取り扱うワークマンはベンチマーク
（ライバル店参考として）ユニクロ、
そのほか登山関連のブランドでは、モンベル、パタゴニア、ノースフェイスなどを
ベンチマークして現在、高機能、高品質、低価格としてアパレル市場に
参入しています。
新しいアパレルの形態として「作業着」が今後も注目されることは
間違いありません。
作業着のカテゴリーは、究極の人間のアクションを想定して、
デザインされるため、ファッション性は優先ではありませんが、
前述のように現在ではデザイン性もあり高品質・高機能であり、
その究極の機能に関しては、他の追随を許さないカテゴリーに位置します。
作業着を扱うメーカーや業者は、取り扱うユーザーの意見をもとに
製品が作られるため、いつも低姿勢で、業界自体、
ハイブランドと違い考え方がかなり柔軟です。
ワークマン出店時にご存知の方も多いかと思いますが、
「高品質の商品は作れるが、店舗の演出や
コーディネートは全くの無知だから。。。」
ということで、ルイ・ヴィトン専属の店舗設計関連の担当者に
直々にお願いして設計、店舗の演出など総合的な
ディレクターとしてわざわざ呼んだのも話題となっています。
現在、アパレル市場は大きな転換期に差し掛かっています。
ユーズドといわれるメルカリ等のフリマに始まり、ブランディアなどの中古市場、
そして作業着だったものをタウンユースに、変換して市場参入している勢力、
現状のファストファッションの勢力であるユニクロやしまむらなど、
今までの常識が覆る転換期となる日がもう来ています。
消費者にとっては選択肢が広くなってきていますが、業界はいつか
淘汰に向かう日が来るでしょうねぇ。
話が長くなりましたが。。。
それでは作業着からコンセプトを派生させて、デニムを使った
トレンドカラーのイエローを使ったネイビーと補色コーデ
ジャケット・インナーはダブスタユーズドですね。
またヒールスニーカーは上まできちんと閉めてはいけません。
お靴の履き方もこんな感じで安全靴風にします。
左は以前から田中がやりたかった難しい、グラデーションのコーデです。
白鳥リーダー「わあああああ。これも絶対いいーっ！！！
これこれ！これよっ！！！！今までよりレベルが上がったー！！！
わあいわあい！！！！！やたーっ！！！！！」
更にしましまセーターを使ったコーデですねー！
これは定番中の定番。
白鳥リーダー「白いずぼんも膨張してみえないしーっ！！
今回はバリエーションいっぱいあるしー！！！」
最後、私物のパープルレインのワンピースと羽織は、作業着のコーデ笑
もう、何でも合わせちゃえーっ！！！！！
白鳥リーダー様「ちょとー！！！意外と良くない？？？なんかいい感じ？
ありあり！！！！結構好きー！！！！」
今回の作業着コーデのケースで今のシーズンから春夏に向けてのかっこ
左からだんだん暖かくなって右へ
作業着以外のシーズンで今から春夏へ
というわけで、順番逆でエステですー！！
メイクはこれにしよう！！！
白鳥リーダー様「きゃぁ！！！ひそひそ隊が見守ってくれているしーっ！！」
その後、ジャスティス（もち子体重計付き）を並べてあそんでいました。
白鳥リーダー様「写メ写メ！！！！！」
というわけで、今回、白鳥リーダー様のオーダーから
派生して勉強できたこと、本当に良かったと思っています。
作業着メーカーの各商品を実際に見て、試着もしたのですが、
各社の製品は、その商品から感じられる熱意と情熱、真摯な姿勢、
それは田中の知っている通常のアパレル量販店との比較にもならず、
段違いのレベルの製品を見る事が出来ました。
素材然り、パターン然り、縫製技術然り、付属（ファスナーやスナップボタン、
芯地や縫製糸など）然り、色の展開の意味然り、全てがです。
ボタンも外しやすいし、いちいち通常のアパレル製品と違うのです。
例えば全てのポケットは逆玉縁といって、かなり動いても絶対にポケットに入れた
ものが落ちない工夫がされていたり、工具や金具にひっかからないように
ボタンホールが一切なく、スナップボタンや、全てがファスナー使いだったり。
また洗濯時に襟元の汚れが落ちやすい工夫や、想定される全ての過酷な
状況を想定した、最善を尽くした、技術の結集を製品に見て、
田中には、企業努力の姿勢の全てが理解できました。
この人たちの「本気」は、アパレル業界のトレンドだけを追う
モノづくりと出発点が違うんだ。原点が違うんだ。
デザイン性は機能を優先にしたものなんだ。
生地も付属も縫製も。。。それでいてスタイリッシュなシルエットの実現。
その実現には、どれだけの苦労があったのだろう。。。
ここに行き着くまでに、
何度パターンを引き直したんだろう。何度サンプルを作り直したんだろう。
特殊素材を縫製する糸だって、特殊だし。。。縫製技術だって。。
全てのステッチだって、ダブルで入っているから
（破れないように、引き裂きがないように）
縫製納期だって、通常のアパレル製品の工程の倍以上かかるのに。。
田中が今までやってきた、トレンド優先のデザインや、コストを下げるために
生地値を落としたり、付属のレベルを落としたり、
そんな次元と考え方が全く違うんだ。。。
何もかも。
それでいて、なおかつカッコよくないと売りたくない。
もしかして、作業着メーカーさんってのは、
通常のぬるめのアパレルブランド（ぬるめといったら失礼ですが）より、
「モノづくり」においての本質のレベルは、遥か彼方にあるのではないか。
本当に作業で着用する洋服は、高所や溶接、危険を伴う作業もあり
命と天秤になるケースも多く、だからこそ最大限の安全として
まずは皮膚を守るための第二の皮膚として
生地というものを考えるわけで、それを理解したうえでの製品づくり、
身体機能を熟知したパターン、本当の物づくり、物の原点、
洋服はこうあるべきなんだと、
今更、考えさせられることが多々ありました。
ファッションとは全く違う次元で、しかし、
スタイリッシュなシルエットの実現。
全く別の視点からの見本を
見せつけられたような感覚でした。
お前は一体何をしてたんじゃ。。っていう。
田中の中では「作業着のコーデ」は、
全くのパラダイムシフトだったのですが、
良いヒントを頂いたよきお客様に恵まれて、
今更まだ、また１つ前進できた気がする、
貴重なショッピング同行でした。
だからと言って、作業着を全部お勧めするわけではないのですが
様々な選択肢の一つとして使える事がわかりました。
この度は再度のお越しをいただきまして、
誠にありがとうございました。
ですがまだやり残したことはあり、
例えばイエローでポイントカラーを作ったのに
スニーカーの紐、シューレースまでイエローに揃えられなかったことが、
（納期が間に合わなかった）最大の反省点。
更に腕周り、ベビーGとかこのスタイリングだと
ないと、すっからかん。なぜ揃えていない。。。ここまできて。。
あと小物。足りない。。もっと何か効果的なウエストポーチ以外のものだって
あってよかったはず。その次が考えられてないし。。。
スタイリングのシルエット変化がないし。
ジャンスカとか入れればよかったし。。。
あとディーゼルのほかにも、特化した、もうちっといいブランド
だってあったはず。。調べ切れてなかったし。。あーあ。。。
まだまだだなぁ。。。
ってことで、また来てねくださいね。。。。ひでー。
でもでも次回、お会いするときは更なるスキルアップをした姿を
必ずお見せする事をお約束します。必ず。
今は、２０１５年とか２０１６年のように、いつもユニクロや
ハニーズや特定店舗だけのコーデはもうやっていません。
以前のコーデはどのコーデを見ても
かなりワンパターン化されていたように思います。
２０１３、４年からのリピーター様も多く増え、そのころのレベルでは
今までのお客様に飽きられてしまいますものねェ。
時代がどんどん変わってきているから。市場もかわってきているもんね。
それにもどんどん対応していかないとねぇ。
また１つだけ階段を昇れたような気がします。まだ半歩かなぁ。。
でも、まだまだだなぁ。。。
おしまい
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
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