お客様から、よく質問を受けるのが、雑誌に関するご質問。

ファション雑誌みないよ。まあ、それはそれでいいです。

雑誌掲載されたものが、必ずしも正解ではないのですが、

トレンドの先読み、美しいスタイリングをマネしてみる参考には

なりますね。

 

で、ずーっとどうしようかなぁ。。と思っていましたが、まあいいやで

書いてしまいました。

何故ならば、この記事をUPしたので、仲間内で「田中ぁぁ。。。殺。。。」

な感じなもんなんですが、このコラムをご覧の方にはいいんじゃないかなぁ。

なんて思いまして。はい。

 

Q、なんで雑誌のページ数が多い月と少ない月があるの?

 

A、ネタの問題です。(業界ではコンテンツといいます)

 

現在では、商品の実需ベースに合わせて発行されているので、4月・10月号が

一番ページ数が多いのです。

 

掲載に至る流れは、最初に大手アパレル等では展示会発注があります。

展示会?なんのために?

例えば、展示会とはアパレル業者が「次こーゆーの作るから買ってよぉ。んで売れよっ!!」

という、お洋服の発注会なんですね。

年4回 春夏秋冬とあるのですが、メインはやはり春夏・秋冬の半年前に

おこなわれる回なんですね。

 

直営店の店長や専門店の店長またはオーナー様が、

展示会では、既に見込みで発注が終了されている場合が多いのですが、

まずは1点物のサンプルが、並べられます。

これに対して、私の店は「この商品10点買うー♪ サイズはM5枚・L5枚ね。」

と、次回春夏物の発注をするんですね。

 

この時に、各雑誌担当のスタイリストや編集が一緒に展示会に行って、

「これと、これを借りるー。んで、撮影すんのぉ」。

となるわけですね。

 

この時期にあたる、要はファッションスタイリングの提案のトレンドの

多くがここで決まるわけです。

その掲載が一番多いのが、4月・10月号なんですね。

なのでこの号は「今年のトレンドはOOOO」とか

「OOOが流行る!!!!」「今年はOOOで決まり!!!」みたいな

ヘッドコピーが表紙を飾るわけです。

 

ネタがなくなると、「着やせのためのOO術」だの「これならモテモテスタイル!!」

「背中魅せ美人」「私のベージュ・私のブラック」「プチプラコーデ」だの、

大人気「2週間着回しコーデ術」みたいな、おおよそトレンドと

関係ない方向性のネタ(コンテンツ)が出てくるんですね。

 

ちなみに、どこでも人気のある「着回しコーデ」ネタですが、無理があるスタイリングも

あります。編集も認めています。鵜呑みにしない事。

 

ネタの多い月は、部数の販売も見込めるので、広告も取りやすい。

広告というのは純広告とタイアップの大きくは2つに分かれるのですが、

出版社にとっておいしいのは勿論、純広告=純広と言われるものですが、

広告主がページを買取り、勝手に作ってくれるものです。

これが一番出版社にしては、嬉しいのですね。

で、部数の売上金額より広告がいくつ取れるかで利益が決まってくるんですね。

タイアップというのはネタを出版社側の編集が考え、それにある商品が企画に

乗って双方協力のもと掲載されるんですね。

広告料が折半だの3分の一だの、つまらない結果になるのでおいしくはありませんね。

なんで、有名所の外資なんかが入ると超嬉しいわけです。優先順位もあり掲載で

特に、広告しなきゃ明日がない化粧品→アパレル→ジュエリーな感じですね。

 

雑誌のグレードで、出す広告も変わってきますね。

各ラグジュアリーブランド(LVMHグループが所有する各外資ブランド等)は広告する

雑誌を見て「ここにうちのブランド出してもいいかな?」と考えるんですね。

選ぶ厳しい基準があるんですね。例えば「通販やらない」「低俗な記事がないか」

「発行部数は多いのか」とか色々なんですが、基準・レベルの高い雑誌はラグジュアリー

ブランド(コスメならゲラン・ディオール・ジバンシー。アパレルならヴィトン・ロエベ・

フェンディ。ジュエリーならブルガリ・ショーメ・ウブロ・デビアス)の広告を

前の方に沢山掲載する事によって、出版社は広告料がっぽりなわけですね。

その、相乗効果で4月・10月号は分厚くなるんですね。

 

リーマン・ショックの時は、雑誌はもろ影響を被りましたね。

広告をいっぱい出してくれる、外資の広告が撤退し始めて、

事件がおこってから2年後・3年後に余波がでて廃刊ラッシュ。。。

 

因みに先頭の広告に自動車があったら、グレードは低いんですね。

だってファションに関係ないじゃん。これはですね、

「なんか違うけど、いい所に掲載してあげるから、広告料たくさんもらうよ。」

という、雑誌の体裁を考えない出版社がやることですね。

どことはいいませんが。

一流の雑誌なら、グレードの高い化粧品・アパレル・ジュエリーが沢山並ぶものです。

 

発行部数を意図的に少なくして、たかーい広告料だけで生きている雑誌もありますね。

まあ、そもそも雑誌は売れてなんぼは関係なくて儲けは全て広告料からなんですね。

 

なので買い時も4・10月号。その前の3月・9月号あたりは何がメインになるかというと

3月はまずは靴からー♪でバッグだの靴だのが前面に。コスメもルージュが春色に♪

理由はアパレル商材が足りてないからですね。

9月はコスメが全部入れ替わり、秋物にシフトするのでコスメはアイシャドウ♪が優先に

なるんですね。

これは大体の傾向ですね。

 

さてさて、雑誌の前の方には何故か、同じブランドの組み合わせのコーディネートがないですよね。

後ろのページの広告で各ブランドが、

上下のスタイリングで1ブランドでページを広告で出すからですね。

 

あとは、オシャレになる近道の雑誌の見方なんですが、

業界用語でゲロと呼ばれるものは見ない。

ゲロってなあに? なんですが、取扱いが小さいスタイリング。

これはね、みても参考になりません。

 

ちなみにゲロ表紙というのは表紙が見出しで溢れている状態をいいますね。

女性週刊誌の表紙のことをいいます。

 

参考にするのは1ページ1スタイリングで、ドーンとスタイリングしてあるページ

もしくは1ページ2スタイリングまでです。

 

だって、おおきなメインショットを飾るんですから、それなりな商品&トレンド

&モデルもカメラマンもスタイリストもお金がかかる。しかもロケ。

ロケは大変ですね。撮影許可も取んなきゃいけないし、ロケバスチャーター・お昼代やロケ地の

使用料、レストランやホテルなんか借りた日にゃ、ものすごーくお金がかかる。

これだけしたら、皆、頑張るわけですね。

 

ところが、小さい扱いなのはそれなりでしかないってことなんですね。

レンタルスタジオで、さー、流してマッハで撮影しちゃおー。な感じなんですね。

だって切抜きじゃーん。

(切抜き=業界用語で撮影写真を小さく切り抜いたように記事に埋め込む用に

撮影する事)

 

あと、「置き撮り」=物撮 商品のみを床に置いたような感じで撮影する方法。

これもですね。極論するとモデルに着用させる予算がないけど、ページ作んなきゃいけない

ときにやる手法ですね。バッグやジュエリーは別で

わざとの場合もありますが、まあアパレルは置いた状態じゃ、着用した感じがわからない。

まあ、どうでもいいわけです。本当にいい商品やスタイリングなら、そんなことしませんよ。

死んでもモデル撮影にまわしちゃうでしょ?

 

なので、オシャレを追及するなら、大きな所、大きな写真を断片的に覚えて、

小さいのはどうでもいいんですね。立ち読みする場合はこうするんですね。

(立ち読みはお勧めしません。長時間は怒られちゃいますね)

 

オシャレになる為の、スタイリングの参考にする

見方なんですが、「あ、いいな」と思うのが正解。

「このモデルのこのバッグが可愛い」とか「このジャケットがかわいい」とか

いちいち1つのアイテムでやれ「可愛い」だの、この「靴がいい」とチンケなところで

関心しない事。

 

 

美しく見えるってことはまずは複合要素なんですね。

モデルの笑顔、このお洋服を着てうれしいと思う表情、何かをやっている仕草と

ともにお洋服の表情がTPOに合っているか、メイクや小物もあってその雰囲気が

イイという事なんですね。

 

まずは、「美しく見える」というバランスが理解できないといけない。

これが出来ないと、何時になっても、どうでもいい事に悩むんですね。

やれ着丈が。。。やれこのデザインはセットインじゃないけど。。とか。。

 

まずは、大枠を理解する。「美しく見えるバランス」が何なのかを知る。

これが一番大切なんですね。

わかんない?

そーですね。まずは沢山の美しいものを見る事なんですね。醜いものはなるべく見ない。

絵画やお花や景色でも何でもいいんですがね、美しく見えるものってのは数式で解明されてんですね。

このルールみたいな方程式がわかればいいんですね。

 

で、まだわかんない?

生まれ持った感性や感覚・センスだけはどうしようもないんですがね。

でも、訓練する事によって、養われるんですね。

 

えーっ??メンドウ。。。。

なんでもね。練習しなきゃ上手になれないんですね。

お料理もそうですよね。最初から「肉じゃが」作れる人いませんよね。

まずは、包丁を上手に持たなきゃおイモは切れませんよね。

同じ事です。

自分で練習して失敗しながら上手になるんですね。

 

慣れてくるとね、雑誌は後ろから見るんですよ。

後ろまで、キチンと記事がもれなく充実して余すところのない号は

雑誌としての完成度が高いという事。

表紙から見なくても、全てが充実している号は小さいショット(写真)も

気合充分。こーゆー号は時間をかけて見るんですね。

後ろを見ると、ぶ、この号はだめじゃーん。とか、凄いね!今回がんばったじゃーん!!

ってなるんですね。

まあ、そんなことまでしなくていいんですけど。

 

追記です。

 

雑誌たまったら捨てますよね。

捨てるの惜しい。気になるスタイリングだけスクラップするんですよ。

あと捨てる。今時はスキャンして捨てりゃいい。まあそうなんですが、紙媒体として

手元にあるのと、PCで見るのは違うんですね。

欲しい物とか、そうなりたいスタイル、憧れのモデルとか、行きたい場所、

自分だけの好きなBOOKを作るんですね。

何年後かに必ず、そうなるんです。

潜在意識に埋め込むんですね。

お持ちのプレビューノートに足していってもいいですね。

ご自分だけの「ビューティーBOOK」の完成ですね。

強い願望ほど、叶います。

 

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