凄い、凄いってなんでも感動しちゃう私。
感動するってか見習えよ。。。なんですが。
これ、身内話で申し訳ないのですが、パワートレード(株)の
オーナーの倉田。この人ある上場企業の顧問も兼任しているのですが、
どんな仕事でもあきらめない、不可能を可能にする男。
仕事は人に厳しく自分にも厳しいあまりにその上場企業の社長
直々に、「今採用の人員は「ゆとり世代」なんだから、もっと優しくしてよ」
なーんて言われちゃってる。
だって、仕事が出来ない人はすぐ辞めさせちゃうんだもん。
好きとか嫌いじゃなくて。
ま、それはいいとして「あるもの」を海外から輸入した時の事。
この「あるもの」とはちょっと文章表現するとまずいものなのですが
「生体」です。バッグだの靴だの例え通関が遅れても保税倉庫に
おいといて「まあしょうがないや」
で済むものではないのです。
「命あるもの」「しかも遅れが許されない」「とても高いもの」
「保険がきかない」ものなのです。
とても高いって100万や200万じゃないんです。それ以上なの。
この手の通関は通常でも手こずるのに輸出元の書類に不備があり
乙仲だの通関士と直接やり合い無理矢理、通関させたのです。
海外からの輸入って色々な検査書類が山ほどあって輸出する側は、
簡単に出来るのですが、国内に輸入となると通関って難しいものなのです。
通関士って、国から許可をもらった人でこの人達に「OK」っていわせるのって
交通違反をしたとき警察に「なんでもなかった事にするよ」と、言わせるぐらいの
ことで指定時間に通関させるのって難易度Aの事なのです。
この間、時差のあるEU側に不眠不休で必要書類を無理やり書かせ(しかもイースターで
お休みなのに担当者を何故か捕まえ)EU側にも決死の覚悟で、
どうにかしろ!!!と不可能を可能にした男。
この間、私は身近にいたのですが鬼気迫る仕事ぶりを見て、その交渉力といい
やっぱ只者じゃないんだな。。。。と思う次第でございました。
私には黙ってみている事しかできなかったんですが。
彼は、上場企業の社員であったとき、単身で韓国や中国に派遣され
たった一人で、現地社員を雇いなにもない状態から
海外で事務所を借りの、運営に必要なものを揃え-の、
口座を開設しーの、資金を調達しーの、
全くなにもない0の状態から、ブランチを作り上げた男。
(ホッポリ投げてどーにかしてよ、という会社も会社ですが)
普通の人にできるかな? できないよね。
在庫管理一つをとっても厳しく、月末の〆で日本に一時帰国したとき
韓国側の在庫管理のデータを見て、「何かが1つ足りない」
と、言った男。どーゆーサーカスをしてそんな事わかるんだよ。。。。
ええ、ありましたとも棚の後ろへ1つ落ちていたんだって。
その間の国際電話のお時間なんと7時間。
「あるはずだ」「ないです」「さがせ」「ありません」の応酬だったらしいですが、
その電話代の方がその在庫1つの10倍のお値段がかかったとの
逸話の持ち主です。
さらに落ちがありまして、そのブランチ、儲かりました。
で、もうかった分を速攻で現地通貨の口座で定期にしたんだって。
「利息を増やしてもっと儲かりゃいいじゃん。会社のために!」
と、良心でやったのに本社でどうしても外貨の経理上の
売上計上項目ができず経理が困り「余計な事すんな!!!」と怒られたのですが、
そんな事すかさず考えるって。。。
只者ではないですよね。。。
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