さて、高校生でヤングレディスアパレルの店員としてアルバイトを
した私。
勿論、この店での販売も勉強になりましたが、他のテナントに女神の御殿ような店舗が。。。
私のアルバイトをしていたお店の商品の価格にゼロが1つ違う品揃え。
床面が大理石でまさに大人の女性が着るお洋服が揃えられている売り場。
お城のように美しい支柱とディスプレイマネキン。優しい大人の美しい女性店長。
遊びにいくとお菓子をくれる。(って、そこかよ!!!)
「えーっつ!!!! お城みたい。素敵素敵。。。憧れちゃう。。。
私もいつかこーゆーお店で働きたいなー。。。」
高校生で子供ならではの単純な発想だったんですね。
ここは今でいえばデザイナーブランドの走りのお店だったんですね。
さて、新しい事を覚えるのって楽しい事なんですね。
販売員としてのスキルも学生ながらにして身に着けたある日、
何故か学生の癖にヘッドハンティングが。。。
同じ店舗のアルバイトの方から、「知り合いで池袋に出店している所で
販売員のバイトしてみないか?」
「田中なら、きちんと接客できるから。」
えー。行っちゃいましたよ。
突然、最高でセーター1枚6万円もするこのお店。平均購入価格4万円の店舗に。
えっ?昨日まで1,900円のT-シャツ売ってたんですけど。。。。
どーやって接客すんの? ですよ。
学生のあたしに、どーやってこんな高いもの売れって言うのさ。。。。。
で、見た事もない素材なんですが。。。。
さあ、出てきました。アンゴラ、カシミア、アルパカ、ミンク毛皮を編み込んだニット。
一流品の集まりですよ。
え。。。私が触っていいの???ぐらいに思ってましたね。
ここはワールドの「ルイ・シャンタン」というブランドの中でも「トア」と呼ばれる
イタリアで別注したものを仕入れ販売していたんですね。
ニット製品と布帛製品ではデザイナーも違うし、そもそも作り方が全く違う。
基本はニットデザイナー・布帛デザイナーと2種類ありますからね。
中小のアパレルは一緒の所もありますが、専任じゃないとスキルは低いわけです。
ワールドはもともとニッターなのです。布帛出身のブランドではないんですね。
ルイ・シャンタンの一格上のコルディアもやはりニットが得意。同じ競合の
イトキンのオジャールとレッシュと同じような位置づけですね。
あ、今はちがいますよ。
高い物を販売するには知識も必要。
当時は、先輩や店長初め本社からのインストラクターがバイトの身の私に
冷たく厳しい指導が待っていたわけです。
「あんた、掃除やったことないの? お嬢さんは困るわね。雑巾の絞り方も知らないの?」
「商品は丁寧に扱って、給与天引きするわよ」(まあ、当たり前)
「掃除機丸くかけてどーすんのよ」
「素材と編地の名前覚えてよ。知識がなくて何で売れんの?」
「お迎えするときの声が陰気。もっと明るく話しかけてよ」
「手の位置はここ。なんで手すりに手をついてんの」
今、考えりゃ当たり前なんですが、販売の1から教えてもらいました。。。。
有難うございます。
販売は、もうやりませんけど。
さて、学生ながら、その道の一流の方との出会いでアパレル業界に興味を持った私は、
時すでに、私に「センスが悪い」とほざいた男の事などに忘れ。。。。
いや忘れてはいなかったんですね。
男に関して全く未練がなくなり、そのかわり
どーゆーわけか今後の指針として、
「センスに関して誰にも文句は言わせない」
(よくわかんないけど、そーきたか。。。まあそのぐらい勉強するという事)
そして直近の目標は、
「30歳までに大手アパレルのリテールの店長になる」
よ、よ、よくわかんないけど、こうなっちゃったんですね。
そして、大学で油絵書いてたって食えねえよ。ってことで、
ファッション関連の専門学校に行きましたが、デザイナーになるという発想は全くなく
MD(マーチャンダイザー商品企画・仕入れ全般)、ファションビジネス(経営)に関して学ぶ事に
なってしまったんですよね。。。
ここは就職率が100%保障。
株式会社イトキンに就職する事になりました。インターンシップで
ELLE事業部に従事(レディスですね)但し、メンズ事業部に希望を出した私。
なぜかって?
男性は購入に時間をかけない。悩まないからです。
その頃、学生から始めたバイト歴4-5年のスキルでメンズの店舗の方が販売するのが楽だと
思えたからです。
女性の接客には時間と忍耐がいる。ストレスもかかる。
正社員として店長を目指すなら、メンズの店舗のほうが遥に簡単だと思えたのです。
読みはアタリ。渋谷パルコを経て30歳前に、いえ25歳であっさり店長になりました。
続く。。。。
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