お客様から、「色彩検定」「パーソナルカラー」等、資格をとってみようかどうしようか?

又、難易度は?等のご質問をよく伺います。

ATF色彩検定を初め様々な団体のそれぞれの試験があります。

 

どこでもいいのですが、運転免許と一緒で取得してからが問題。

それをどう生かすかが、問題です。

開業するのか? 今のお仕事に生かすのか?等など目標は皆それぞれですよね。

 

資格を取るなら目標がまずあってこそです。

 

とは、言いながら私が資格を取ったのは通販会社に在職中の時。

企画する商品が決まり、その後「色出し」という工程があります。

「その商品をこのように染めて下さい」という「指示色」の事です。

この「色出し」が上手くいかず上司に「お前は何とかならんのか?」

とのお叱り。もちろん単色の黒や赤なら別ですが、14色以上の多色

プリント等でのことです。

 

この通販は出来あいのプリントの反物を購入してデザインするやり方では

なく、リプロダクションというやり方で、見本サンプルがきてその通りに

作成しなおすという、摩訶不思議な会社でした。

今思えば、「あれはおかしい」と思うのですが、アパレルから「通販」

に転職し「こういうもんなんだ」と思い込んでいたのです。

 

ところで、どうやって失った信用を取り戻すのか。

私は「色に関してはエキスパートなんです」というプレゼンテーションを

しなければいけないと思いました。

そこで、色彩検定というものがあるのを知り資格取得に向け勉強・勉強です。

 

基本的にはファッション関係の専門学校や大学での色彩学の知識があれば

ついていけるような内容で、苦にはなりませんでした。

もう18年ぐらい前でしょうか?

 

資格をとって自信はつきました。それは確かに言えますが、

これが職業になるとは思いもよりませんでした。

不思議なものです。

 

様々な団体の試験がありますが、充分下調べをしてからご納得のうえ

資格取得でのお勉強をされたらいいと思います。

一部、すでに開業する実力があるのにその団体のために無償でイベントに

協力しなければならない等、飼い殺ししているような所もあります。

 

師匠・弟子の関係をつくらされ無理をしいられているケースもあります。

まずは、何の為に取得するのか、そして目標をきめてその目標に充分

対応できるかをご自分の目で確かめるのが必要です。

 

 

 

 

 

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