アクセサリーとジュエリー(宝飾品)の某カタログが届きました。
1商品当たりの単価は5万円以上の高額品商品のカタログです。
ペラペラめくってみれば、プロの目からすれば許しがたい点がありました。
モデルとアクセサリーのピンがあっておらずモデルがボケボケ。
これはいたしかたない事なのですが、高額品なのに
もっと気をつかえないのか!!!と怒り心頭。
アクセサリーを販売するならモデルなんてどうでもいいじゃないと
思うところですがあまりに違和感がありすぎ。
アクセサリーにピンをあわせればモデルがボケてモデルに
ピンをあわせればアクセサリーがボケてきます。
アクセサリーの撮影は通常のアパレルの撮影と違い
かなり繊細です。ディティールやライティングで
宝飾の輝きが全く変わってきてしまうためです。
さてこのような場合どうすればよいのでしょうか?
実際の撮影ではまずモデルにピンをあわせたものを撮影し
次に時間をおかずにすぐにアクセサリーにピンをあわせたものを
撮影し最後に合成します。
このような作業は現在デジタルで撮影するため現場で合成するのが
通例です。なんでこんなことが出来ないのか。日本国内で4番目以上の
売上を誇る会社がこの程度?カメラマン然り、その場にいたMDの目も
どうかしています。
高額商品を販売する誇りや使命感が双方わかっていないのか
編集者の目も疑ってしまいます。
これは経験者から見た見解ですが、それでは実際なにも知らない
お客様が見たらどう思うかです。
「なんかへんなの」です。違和感からくる誌面のマッチングが良く無い為、
そのように思えるのです。
折角、生産者(サプライヤー)が一生懸命すばらしい商品を用意したのに
これだけの事で、評価や売り上げが変わってきてしまうのです。
これは大変残念なことです。もっとも店頭で販売するなら売上はいいのでしょうが。
通販に従事する以上は商品に最後まで責任をもって誌面やネット掲載をしてもらいたい
ものです。
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