当サロンでは診断を受けて頂いた方に、メール相談無料という

特典がございますが、残念な質問がございました。

 

「スプリングコートはベージュが多いがサマーの色のストールをすれば

いいのか」という質問です。

 

ベージュのトレンチにお似合い色の紫だのライラックだのライトブルーだのどこの世界で

そんなコーディネートをしている人がいるんですかね?

 

ベージュにもよりますが。左からグレージュといった左から2番目の

新色なら黄味や赤味がないので、まだわかりますがね。

これがサマー・ストレートにお似合いのスタイルです。

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きつい事を言うようですが、このように診断自体を理解していない、

内容が底辺なご質問にお答えする気はないので、予めご了承くださいませ。

 

サマーの方、お似合いになるオフィシャルコートなんていっぱいあるじゃないですか?

なんか制服でベージュじゃなきゃいけないって決まっているんですかね?

又、この4年間アパレル商品での販売の主力カラーの基本はサマーの方がお似合いの

全く黄味のないグレージュとよばれるカラーを初め、ライラック・ラベンダーという

オータムの方が泣きそうなカラーの品揃えが中心となっています。

貴女がそれに気が付かないだけなのです。

 

また、新しい主力カラーのコーディネートでよくブルーベースの方が

間違ってお買い上げになる、売れ筋のピンクベージュからブラウンといった

プリントやカラーです。

これはオータムではなくスプリングの方にお似合いの特殊なカラーで

ブルーベースの方にはお似合いになりません。

これは最後まで私もよく判断しかねた新色ですが、何度も見るうちに

ブルーベースにお似合いになるわけがないと、判断しました。

(ちなみにウエーブですが)

ピンクベージュ

 

ところで、ベージュはイエロー・ゴールド系でオータム・スプリングのカラーです。

なんでそんなにベージュのコートにこだわるんですかね?

ちなみにウールのコートもベージュかキャメルの方が多い。

そんなに安心色なんですかね? 黄色人種の思い込みですかね?

 

似合わないものは似合わないのです。

何故、そこにしか目がいかないのでしょうか?

あまりにファッション雑誌や百貨店の思うつぼに嵌っているだけです。

春の重衣料の売り上げの65%はセレモニースーツとスプリングコートしか

ないからです。ベージュなら安心という日本人特有の黄色人コンプレックスを

うまく利用したただの商売なのです。

 

それでは真実ですが、ファション雑誌コンテンツではトレンチコートは

日本人に着こなし自体難しく、ベージュ自体も似合う方が限られていると知っていて

特集を組んでいるのです。アパレルメーカーと。

 

メイクもして、お似合い色とお似合いにならないカラーの

グループをご説明しているはずです。

カラーのグループ性やイエローベース・ブルーベース、同じグループ同士で

最低限コーディネートするとお教えしています。

 

何のためにお似合いの生地スワッチをお渡ししていると思いますか?

お似合い色+ベースカラー(基本色)はモノトーン+ネイビーを使用した

コーディネートがサマーの方は一般的なのです。

 

人にはそれぞれスキルがあることも承知しております。

皆様、運転免許を初めてとられて1回で車庫入れできた女性の方、いらっしゃるでしょうか?

又、初めて包丁を握ってきれいにリンゴの皮むきが出来た方いらっしゃるでしょうか?

今日、オシャレの事を初めて知ったとします。

運転も包丁使いもオシャレも練習しなければ上手になれないのです。

明日から美しく装えるかどうかは貴女次第なのです。

 

でも何をするにも、徐々にでしょ?

今あるクローゼットの在庫だってあるし、頭を働かせなきゃいけない。

これが努力なのです。

運転だって、料理だって最初から完璧な方なんていないでしょ?

サロンにいって、オシャレの方程式を知った。

誰かに褒められた。自分でも綺麗だと思う。この連鎖で脳内が活性化され

美しさの連鎖が始まるのです。

 

サロンに来られたからには必ず美しくして、お帰りまで責任を持ちますが、

何故、あんなにお金を払って診断を受けたのにご自分のものにしようとしないのか、

依然として人任せで依頼心の塊では、なにをやっても上達しません。

 

それは家事でも仕事でも育児でもオシャレでも全て同じなのです。

料理の仕方や掃除機のかけ方。片づけができない。掃除の仕方を母親から教わり

それでもやらないのと一緒です。全てに共通するのです。

その後「美」を保ち続けられるかは、お客様次第なのです。

 

美しくなる一番簡単な方程式はお教えいたします。しかし

努力や練習せずに、直ぐに「美」を自分のものにできるか、答えは否です。

 

また、再度ご相談という形も承りますので、責任を持って最後まで本当に

スタイリングが理解できるようにご説明いたしますので、別途ご連絡下さい。

 

また、どんなお客様にも簡単にご理解できるよう、弊社・田中も精進いたします。

当HP上に記載されていないファッション情報も随時更新いたします。

 

今後とも、こちらのコラムを是非ご利用くださいませ。

 

 

 

 

 

 

 

 

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